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知っておきたい高校野球

甲子園出場回数断トツの天理高校野球部

最近暑い日が多くなってきましたので今回は夏の名物である高校野球について書いていきます。
奈良県では天理高校、智弁学園、郡山高校が御三家と言われています。
春夏甲子園の出場回数は天理高校が春23回、夏27回でダントツに多く、次いで智弁学園が春11回、夏18回です。
郡山高校は春6回、夏6回と上位2校とは差がありますが3番目に多く出場しています。最近では奈良大付属高校も力をつけてきている印象ですね。
今回はその中で天理市ということで夏の甲子園での天理高校を中心に取り上げていきたいと思います。
天理高校は1908年(明治41年)に設立されました。今から110年前ですから相当前ですよね。建物も独特の形状をしています。


天理高校

全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)第1回目は1916年(大正5年)にスタートしています。
ちなみに選抜高等学校野球大会(春の甲子園)は1924年(大正13年)にスタートしています。
選手権大会は第59回までは基本的に現在の各府県から1校ではなく、複数県から1校の代表を選出している地区もありました。
1958年(昭和33年)の第40回から下1桁に0と5のつく大会だけは、現在と同様に各府県から1校代表として出場、これは1977年(昭和52年)の第60回まで続きました。
奈良県も和歌山県と一緒にされており、紀和大会と呼ばれる試合がありました。
なお、他の地区では南九州では5県から1校、四国は4県から1校とかなり厳しい状況のあるところもある中、兵庫県は開催地のため単独で1校と地区によって大きく偏りがありました。
また第7回(大正10年)~第27回(昭和16年)まで朝鮮、満州枠があり、第9回~27回までは台湾枠もありました。
その後は戦争による中断が1942年~1945年(昭和17年~20年)まであり、第28回が行われたのは1946年でした。第28回以降は朝鮮、満州、台湾枠は消えました。


高校野球選手権大会・昔の地区割

その中で天理高校は1959年(昭和52年)の第41回大会で紀和大会を制して、初の甲子園出場を果たしました。
それまでの紀和大会は完全に和歌山県優勢で、奈良県の紀和大会成績は2勝25敗(勝率7%)と完敗です。
第41回大会以降の奈良県の紀和大会の成績は12勝4敗(勝率75%)となり一気に形勢が逆転します。
このうち6勝が天理高校、3勝が郡山高校です。
ちなみに今年は第100回ということで、埼玉は北埼玉・南埼玉、千葉は東千葉・西千葉、神奈川は北神奈川・南神奈川、愛知は東愛知・西愛知、大阪は北大阪・南大阪、兵庫は東兵庫・西兵庫、福岡は北福岡・南福岡として代表校の枠を拡大するようです。
合計56校の出場になるようですね。

天理高校全国制覇

天理高校の初優勝は1986年(昭和61年)の第68回大会でした。
9回裏3―2で天理が1点リード。
松山商業の攻撃、ツーアウトランナーなし。松山商業のバッターが打ったボールはサードへ大きくバウンドした山なりボール。悠々サードがそれを掴んでそのまま1塁へ送球で試合終了・・・かと思われましたが低いワンバウンド送球になりファーストがボールを後ろに逸らしてしまいます。
その間に松山商業のバッターは2塁へ到達。これでツーアウト2塁。1打同点、ホームランで逆転サヨナラの状況が生まれてしまいました。
甲子園の魔物はいるんですね。
天理高校を応援されていた方は冷や冷やされたんじゃないでしょうか。
しかし、次の打者を初球できっちりサードゴロに仕留め、サードが今度は落ち着いてファーストへ送球しスリーアウトで試合終了。初めて甲子園で優勝した瞬間です。
この時の監督は橋本監督ですね。

 

【YouTube動画(6:08)】

2回目の優勝は1990年(平成2年)の第72回大会でした。
沖縄水産の攻撃、9回裏1-0、天理犠牲フライで得点した1点を何としても守る場面。
ツーアウト2塁で一打同点、ホームランで逆転サヨナラの場面でした。1回目の時と同じような状況ですね・・・
沖縄水産のバッターが打った打球はレフト深い所への大きなあたりでした。
抜ければ確実に長打コースですので同点という場面でしたが、レフトが懸命にラッキーゾーン際へのボールを追い、左腕を伸ばしてギリギリのところでキャッチ。レフトのファインプレーにより最後にして最大のピンチを乗り切り1-0で2度目の優勝を勝ち取りました。
この時の監督も橋本監督です。すごいですよね。
「ぼちぼちいこか」というセリフが思い出されます。

 

【YouTube動画(7:32)】

なお春の甲子園優勝は1997年(平成9年)の第69回大会でした。
この時は中京大中京を4-1で下して優勝しています。

2017年の成績

奈良大会では智弁学園、奈良大付属高校の評価が高く、優勝するのも難しいかもと思っていました。
しかし決勝で天理VS奈良大附属の試合で、天理が2-1でリードをしている9回表、奈良大附属の攻撃でワンアウト2塁というピンチの状況になり、一打同点の可能性があり、ホームランで逆転です。同じようなことを書いてる気が・・・
奈良大附属のバッターの打球は三遊間へのライナー性のあたりでした。
しかし、これをショートがダイビングキャッチ。
飛び出していた2累ランナーが帰塁する前に素早く2塁カバーに入ったセカンドに送球してダブルプレーという天理にとっては最高の状況で優勝をしました。
準決勝でも評価の高い智弁学園を相手に8-7の接戦で勝っています。
この粘り強い勝ち方をした経験が生きたのでしょう。
甲子園ではベスト4にまで登り詰めることができました。
特に神戸国際大附属高校と試合をした時の緊迫感のある試合は見事でした。
10回まで1-1で8回裏ワンアウト満塁、9回裏ワンアウト3塁等、何度も点数を取られそうな場面があったにも関わらず堅い守りを見せギリギリのところで守り切り、11回表に欲しかった1点を取り2-1で強い勝ち方をしました。
その後、明豊を13-9で下し、準決勝の広陵戦で打撃戦の末12-9で敗れてしまいました。

第99回全国高校野球選手権大会試合結果

天理高校に関しては野球とは別にこんなツイッターも拡散されていました。
天理の名物になった応援団長とゴミ拾いの様子の動画です。

試合中、お茶を飲む時でさえ動かずにストローで飲ませてもらうような不動の応援団長でしたが、広陵戦終了後の男泣きには何故か感動してしまいました。
ゴミ拾いの方も天理教用語で『ひのきしん』というそうで、自主的にしているとのことですが良いことですよね。
おまけですが、こんな動画を発見しました。

天理不動の応援団長!木村君がついに喋った

木村君の喋っている雰囲気からも人柄の良さを感じることができますね。

2018年の状況

2018年の春の甲子園出場で3回戦まで駒を進めた智弁学園がかなり強い印象です。
春季奈良大会では準決勝で智弁学園が天理高校を10-1のコールドで下しています。
天理相手に11安打と猛攻をふるっています。
そして決勝では高田商業相手に16-1と力の差を見せつけた結果になっています
こちらは23安打ですので本当に打ちまくってますね。

最新の試合結果

選抜大会や春季大会が必ずしも選手権大会に直結するわけではありませんが、このままだと天理高校は苦戦を強いられるかもしれません。
しかし、天理高校は春から夏にかけて急に強くなるイメージがありますので、成長した姿を甲子園で見たいものです。

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