これだけは知っておきたい!天理市雑学 コラム

これだけは知っておきたい!石上神宮1【天理市トリビア】

+3

いきなりですが、下の3つの画像はどこのものでしょうか?

ヒントは全て奈良県内です。

答えは

これら全て分かった方いるでしょうか?

それぞれ立派な建物ですよね。

気づかれた方もいるでしょうが、これらには『神社』、『神宮』、『大社』と異なった社号(神社の称号)が付いています。

石上神宮をテーマにしていますが、そもそも『神社』と『神宮』、『大社』の違いって何でしょうか?

見た目では分からなさそうですよね。

『神社』とは神道の信仰に基づいて作られており、祭祀や参拝のためにある施設です。

そして神社にまつられている神のことを祭神(さいじん)と呼びます。

この祭神が皇室の祖先であったり、皇族と縁の深い神社は『神宮』です。

伊勢神宮には天照大神アマテラスオオミカミが祀られていますし、明治神宮には明治天皇が祀られています。

ちなみに伊勢神宮の正式名称は神宮です。単に神宮と言えば伊勢神宮を指します。

伊勢神宮は初詣等に行く方が多いと思いますが、正宮では個人的なお願い事をしてはいけません。ここは神様に日々生きていることへの感謝を伝える場所なのです。お願い事をしたい場合は別宮で行います。

『大社』は有名な神社の総本社的なところです。

名前のごとく大きな社ですね。出雲大社、春日大社が有名でしょう。

10月が神無月と呼ばれるのは全国の神様が出雲に集まって神様がいなくなるからですね。

一方で出雲地方では10月のことを神在月と呼ぶそうです。

このように神道に基づいて作られた施設は全て『神社』であり

祭神が皇室、皇族関係であれば『神宮』

神社の総本社的なところであれば『大社』

一般的なところであれば『神社』と付きます。

ではついでに『八幡宮』、『稲荷神社』、『天満宮』の違いも見ておきましょう。

これらの違いも祭神に関係しています。

最初に『八幡宮』ですが、一般的に日本三大八幡宮は宇佐八幡宮、石清水八幡宮、鶴岡八幡宮と言われています。

八幡宮は簡単に言うと武士の守護神として祀られています。

主祭神は応神天皇とされています。この応神天皇は71歳で即位し、111歳で崩御されているという非常に高齢な天皇です。

次に『稲荷神社』ですが、伏見稲荷大社が有名で全国の稲荷神社の総本宮です。

稲荷神社は簡単に言うと五穀豊穣、商売繁盛の神様です。

主祭神は宇迦之御魂神うかのみたまのかみです。ちなみに伏見稲荷大社の神様はキツネではありませんよ。キツネのイメージがありますがキツネは神様の遣いです。

最後に『天満宮』ですが、一般的に日本三大天神と言われているのが、北野天満宮、大宰府天満宮、防府天満宮です。防府天満宮ではなく大阪天満宮にする見方もあるようです。

天満宮は簡単に言うと学問の神様です。

主祭神は菅原道真です。菅原道真は5歳から和歌をたしなみ、11歳で詩を詠むなど神童と言われ、33歳で文章博士(最高位の教授職)になった人物です。その後あらぬ疑いをかけられ左遷され生涯を終えてしまいます。

このように祭神によって社号が変わります。

なので基本的に社号を見るとどんな神様を祀っているのかが分かるようになっています。

取り上げようとしている石上神宮は『神宮』とつきますので祭神が皇室、皇族関係であることが分かりますよね。

長くなりましたので今回はこれくらいにしておき、次回以降本格的に石上神宮のことについて書いていきたいと思います。

+3
  • この記事を書いた人
  • 最新記事

-これだけは知っておきたい!天理市雑学, コラム

© 2021 天理系