【自己紹介】天理市を愛するマジシャンC
はじめまして。天理をこよなく愛するマジシャン、☆C☆(シー)です。
マジック。
この言葉を聞いて浮かぶのはどんなイメージでしょうか?
TVで目にするような、目の前で起こる不思議な現象?
ステージ上で行われるきらびやかな、鳩が飛び出すようなものをイメージする方もいらっしゃるかもしれません。
マジックの形態には大きく分けて二種類あります。
ステージマジック、サロンマジックと呼ばれる、大勢のお客様が見ることのできるものと、クロースアップマジック、テーブルマジックと呼ばれる、目の前数十センチで行われる、少人数で楽しめるマジックです。(細かい定義は色々ありますが)
☆C☆は後者のクロースアップマジックを得意とするマジシャンです。
奈良県に唯一のマジックを見ながらお酒が飲めるマジックバーがあったのですが、今年9月に閉店しました。そこで看板マジシャンとして活躍していたこともあります。
現在は、「マジックをもっと身近に」との思いで、出張マジックを中心に県内外を問わず活動しています。
巷にあふれるマジック
今ではどこででも目にすることのできるマジック道具。
玩具屋さんや100円ショップでも手軽に手に入れることができます。
僕たちのようなマジックを仕事にしている者でも購入することがあるくらい、実によくできた道具もあります。
それさえ手に入れれば、いとも簡単にマジックができるのです!なんて素晴らしいんでしょう!
それなら、わざわざマジシャンのマジックを見る必要ありませんよね?
十数年前にクロースアップマジックのブームが訪れました。
テレビではたくさんの特番が組まれ、にわかマジシャンたちが日本中にあふれました。
学生なんかではクラスに1人はマジックやってるくらいにマジックがはやりました。
身近な人がマジックをやってくれる。それもすごく不思議なことを、目の前で。
お金を払って、プロのマジシャンを呼んでマジックを見なくてもマジックはどこにでも溢れているんです。
マジックはエンターテイメントショーであるということ
以前、マジックを披露しているときにマジック好きなお客様が
「あ!その道具持ってるわ」と言われたことがあります。
だけどそのマジックが終わったときお客様は
「これは俺が持ってるやつと違うわ!プロ用のやつや」
と言いました。
じつは、まったく同じ道具だったんですよね。
だけど違うものに見える。
その理由はマジシャンが演じるからなのです。
マジックができる人とマジシャン。
同じようですがまったく違います。
料理ができる人と料理人は違いますよね?
自分で作れる料理でも、腕の良い料理人が作ったものなら、お金を出してでも食べたいですよね。
同じ材料でも桁違いの味を出してしまう料理人だっています。
そして、趣向を凝らしたお店という空間が、さらに美味しさを増幅させています。
マジックだって同じです。
マジック道具があれば、マジックの手順さえ知っていればマジックはできます。
しかしマジシャンは、ただマジックをするのではなく、エンターテイメント性を持たせたショーとしての空間を作り出し、日常とかけ離れた世界へと、お客様をお連れします。
つまり、マジシャンはマジックを見せるのではなく、本物の魔法の世界を作り出すことができるのです!
マジックは見せるためのものではなくて、エンターテイメントショーを作るためのものなのです。
その違いは、ぜひ、ナマでマジシャンのショーを見て体感してください。