No.13

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天理市民なら知っておきたい○○!

知っておきたい天理市内地名の由来

前回は高校野球で天理高校について書きました。
天理高校は県大会決勝で奈良大附属に9回表、9-5のビハインドの中、土壇場で4点を取る猛攻を見せて同点にまで追いついたのですが延長の末9-10で敗れてしまいました。
甲子園初出場の奈良大付属高校はジントシオ氏が同校のために作曲を手がけたチャンステーマ『青のプライド』がカッコイイとのことで一躍有名になりました。
【青のプライド】

また『青のプライド』を甲子園で聞きたいという方も全国に大勢いるようで奈良県代表校の名物が1つ増えたのではないでしょうか。
試合内容も初出場ながら初戦は羽黒に4-1で見事に勝ちました。
続く2戦目は強豪の日大三高相手に8-4と敗れはしましたが、6回の攻撃時にはホームランを放つなど天理高校を破った奈良大附属高校の強打を見せてくれました。

さて、話を本題に戻します。
今回は天理市内の地名の由来について書いていきたいと思います。
天理市の由来は天理に住んでいる方ならご存知かと思いますが天理教からで、宗教由来の市名は天理だけです。(金光教は金光町)
では、天理市内にある町村名の由来は御存じでしょうか?
今回は難読と言われる地名の由来等についていくつか書いていきたいと思います。
これが難読?と思うかもしれませんが県外の方からすると難読のようです。
大阪の地名である杭全、放出、水走は読めるでしょうか?
これらは難読地名として有名なので大阪の方なら読める方が多いと思います。
これから取り上げていく地名は天理市の方なら読める方は多いかもしれませんが読み方を各説明の最後に書いておきます。

三昧田


三味田の由来は、 荘園時代の寺には住僧田・三昧田・修理田・修正田・八講田などという雑役を免じられる除田がありました。 ここの場合はこの西にあった臨済宗の福智堂の三昧田があって、そこに村ができたので村の名になりました。
雑役とは今でいう税金のようなもので、除田とはそれを支払うことを免ぜられた田です。
三昧とは仏教用語で心を1つのことに集中させて安定した精神状態になることを指します。三昧とつくものに三昧堂がありますが、そこは僧が中にこもって修行するお堂です。


出典 東大寺-御朱印 奈良-東大寺・三昧堂四月堂【重要文化財】

三昧田は所有している田に仏教用語である三昧をつけていたようで、三昧田という地名は天理市内にしかないようです。
(さんまいでん)

和爾


古代豪族である和邇氏が由来です。
和邇という地名は滋賀県大津市にあり、和邇川という川もありますが和邇氏の本拠地ではありません。
和邇氏の本拠地は大和国添上郡和邇であり、それはすなわち今の天理市和爾町だということです。
和邇氏は5代孝昭天皇の長男・天足彦国押人を始祖とする皇別氏族です。
要するに元々は皇族だった家系ということで、そんな身分の人が天理市を本拠地にしていたんですね。
(わに)

杣之内

明治12年に木堂と山口と内山を合せて杣之内という村の名を作ったことによります。
漢字の頭文字を組み合わせる等して1つの村名にしたということです。
こういうパターンの地名は他にもあります。
東京都大田区→大森+蒲田が由来
東京都国立市→国分寺駅と立川駅の中間に国立駅が出来たのが由来
奈良県山辺郡山添村→山辺郡+添上郡が由来(山辺郡はそのまま)
インドシナ半島→インドと支那(中国)に挟まれていることが由来
山梨県清哲村(現清哲町)→水上の[水(さんずい)]+青木の[青]+折居の[折]+樋口の[口]
こうしてみると結構無理やりなものもありますね。
(そまのうち)

苣原

苣の木がたくさん生えていたことから名づけられたようです。
苣の木は本州以南に分布しており高さが10~15mくらいです。

画像出典元

苣とは和名でレタスのことを指しますが、苣の木はレタスの木ということではなく、そこに生える若葉が食用であり、その若葉がレタスの味に似ているということです。
(ちしゃわら)

前栽


前栽とは木や草を植えこんだ庭のことを指します。
しかしここはそういった意味ではなく、中世における東大寺領の千代庄でした。
他にも近畿地方では興福寺領、伊勢神宮領、東寺領等があり有名なお寺の荘園でした。
荘園は別荘の庭園を意味しており、簡単に言えば私有地です。
だから遠隔地に多く所有しているお寺もあり、東大寺領というのは全国規模だったようです。
ちなみに荘園は所有するのには税金がかからず優遇されており、当時は有力な貴族や寺院がこぞって収集していたようです。
東大寺領の千代荘が千戴(せんざい)と書くようになり、今の前栽に転じたということのようです。
(せんざい)

こうして見てみますと難読地名が多く、他地域の人は読めない人が多いのではないでしょうか。
渋谷と書いてしぶやではなく、しぶたにと読む地名もありますね。
他にも難読地名は、上総(かんさ)、櫟本(いちのもと)、萱生(かよう)等があります。
なぜその地名になったかの由来も考えたら、昔そこはどのような場所だったかを知ることができ意外な発見があるかもしれませんね。

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