No.07

Force to verify the common sense

常識を検証する力

科学的という確実な不確実

みなさま、こんにちは、第7回目のコラムは、「科学的という確実な不確実」という一見、矛盾した題名でお届けしたいと思います。興味がある内容でお伝えできると思いますので、みなさま最後までお読みください。

科学的根拠は絶対に正しいのか?

まずは、科学的という確実な不確実という矛盾した表題にしたとことにはもちろん意味があります。それは、この科学的という確実な不確実というものは、100%正しいと解釈されているにも関わらず、そうではないという事実があるということです。科学というものは必ず、根拠をもとに、その証明を立証するために資料を集めたり、研究をかさねたりしますが、この科学的根拠というものは有意差によって決定されます。つまり多数決によって根拠となってしまうということです。ということは当然、当てはまらない群も存在しているということになります。
私はある研究施設で、実際に医師立会いのもと、人体実験的な研究の被験者として研究に参加したことがあります。その際の研究中に思ったことは、実際には仮説を立てて、その仮説通りに行くか否かという研究をして行く過程で、うまく行くことはデーターとして残し、うまくいかないときは上手く行くまで繰り返すという矛盾を味わった経験があります。
さて、科学的とか、科学的根拠に基づく、という言葉はよく耳にすることがあると思いますが、この科学的根拠とは、正しいことではなく、参考程度にできるわかりやすい目安という捉え方の方が良いと思います。
どうしても、科学的根拠や、エビデンスという言葉の類はすぐに間違っていないという連想をしてしまいがちではありますが、この根拠は、有意差ですので、ある群とある群の集合で多数決となればそれが根拠として認められてしまうということになります。

科学的根拠よりも本質を見分ける感性が大切

今回のコラムの題名に関して触れていくと、科学的根拠とは、本当は不確実であるにもかかわらず、確実として、信じる人が多いということが現実としてあることから科学というものを検証するきっかけになるといいなと思いつけました。
現代は、何かというと、根拠(エビデンス)というものが信頼されているという事実があります。先ほどもお話しした通り、科学的根拠は大多数の方々に当てはまることに関して、否定はしないものの、100%信用することはとてもリスクが高まってしまうことでもあるということが言えます。
これから先、私たちが、タフに、強く生きていくためには、本質を見分ける感性と、本質について行動できるという行動力、が最も重要だと私は思います。
世の中には科学的根拠に基づいたということをうたい、いっけん100%正しいというような広告やマーケティングを行っていたりもしますが、これに関しては当然リスクも高まってきますので、リスクを回避する意味でも、この科学的な部分に関して自分で調べる、検証するなどして、勉強されることをお勧めいたします。
情報社会である、この時代だからこそ、しっかりと本質をつかむことが重要ですので、科学的根拠に惑わされないようにしていく感性を身につけることが大切です。もちろん科学が正しくないということをお話ししているわけではなく、科学は正しいということではなく、参考にする指標(道しるべ)として考える上では非常に便利なものであることに間違いはありませんが、信じきることや、100%鵜呑みにすることは避けていきたいということになります。ここには不確実にもかかわらず、確実な認識として解釈してしまうことが隠されているために根拠には必ず当てはまっていないという群もあるということを理解してものの判断をして欲しいところです。
不確実な確実ということで、一見矛盾しているような言い回しにはなりましたが、我々が100%だと信じている根拠にも矛盾は存在しているということを理解して、物事を考えることはとても大切なことであると思います。

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